求めれば中絶を受けられる多くの国々でも、女性はさまざまな理由から、その合法的な権利を行使することが困難な状況にあります。
その理由として・・・
通常より厳しい医療規定、やっかいな手続き、サービスを行うための公的予算の不足、情報不足、関係ネットワークの不備、訓練された施術者の不足、サービスの極端な集中化、国の法律を施行することへの自治体の反対やためらい・・・
などがあります。
中絶へのアクセスを決める、つの要素は、どのように、どこで、誰がサービスを提供するかを決めている医療規定です。
リベラルな法律のある大部分の国では、中絶は一般に資格を有する施術者(必ずしも医師とは限らない)が、公衆衛生規定を順守して行うことになっています。
・・・ところが、これを一歩進めて、指定された病院またはセンターのみで、あるいは高度な技術を持つ中絶専門医のみが、中絶手術を行うよう義務づけている国もあるのです。
こうしたさまざまな法律は、しばしば、中絶をするならできるだけ早期に、という目標に反する作用をします。
バーミューダ、カタール、セーシェルの新しい法律は、それまでの法律より進んでいるとはいえ、中絶を行う前に、病院委員会の認可を義務づけています。
これらの規定は、中絶権利反対派が強く支持していますが、ほとんどの場合、中絶を妊娠後期にずれこませる作用しかしていません。
・・・遅くなればなるほど、処置は危険になり、胎児も大きくなるというのに。