驚くにはあたらないことですが、インドでは、約400万から600万件と推定される中絶のうち、政府認定の施設で合法的に行われたのは、38万8000件でしかありませんでした。
インド政府が、出産ヘルスケアの窓口の数を拡大するために資金を使えば、文字通り数百万の女性が非合法中絶の危険を回避することができるでしょう。
トルコでは、理論的には、妊娠10週までは要求すれば中絶が可能です。
・・・ところがトルコの法律では、中絶はその方面の訓練を受けた婦人科の専門医か、その監視のもとでのみ行うこととされ、一般開業医や準医療従事者が行ってはならないとされています。
訓練を受けた専門医の不足は、都市部でさえ、中絶の道を制限しています。
トルコの農村部では、全般的にどんな医療サービスも受けるのが困難な状況ですから、中絶手術などは存在しないに等しいのです。
サービスの窓口となる可能性のある多くの場所・・・
たとえば医療従事者ですが専門医としての訓練は受けていない人々が働くヘルス・クリニックは、出産にともなう医療サービスを行えないことになっています。
情報もなく、都市部の医者にかかる経済的余裕もない女性たちに残されている選択は、非合法中絶か、妊娠を最後まで継続するかのどちらかです。