中絶への多くの障害は、アフリカでもっともりベラルな法律を持つ国の1つ、ザンビアの状況から明らかになります。
同国では、中絶は妊娠12週までは広い理由に基づいて合法でありますが、医療設備のあるところでのみ行うことになっています。
そのうえ合法中絶の許可を得るには、それまでの出産と中絶の経歴を記録した書類に、3人の医師(そのうちの1人は専門医)のサインをもらわなくてはなりません。
妊娠中絶の3つの理由・・・
妊婦の医学的状態、胎児の医学的状態、そして中絶を正当とする非医学的状態・・・
このいずれかに、医師たちの同意をとらなければならないのです。
ザンビアの法律は比較的リベラルですが、非合法中絶が合法中絶を圧倒的に上回っています。
第一に問題なのは、必要な手続きが広く知られてもいなければ、理解されてもいないことで、とくに地方の女性のあいだではそうです。
事実、中絶の動向を研究レている看護婦であり弁護士でもあるレニー氏のインタビューに答えて、ザンビアの医師の何人かは、
「多くのザンビアの女性は中絶の権利があることさえ知らず、病院ではなく、裏通りの中絶業者のところへ行く」
・・・と語っています。
第ニに、手続きをとること自体が実質的に不可能なのです。