書類にサインする法的権利を有している専門医は全国で3人しかおらず、そのうちの1人は現在ケニヤに住んでいます。
中絶手術ができる病院はルサカの病院1か所だけです。
認可施設・・・
つまり合法的な中絶施設は、実質的にはどこにも存在しません。
ボルトの報告によれば・・・
「大学付属病院の産科医や婦人科医は、要求のあったすべての中絶手術を行うには時間が足りなかった。
彼らは毎日、要求の半数を断わっていたが、断わられた女性たちが不完全中絶やそれが原因で生じた感染症の患者としてUTHに戻ってきて、今度はその女性の生命を救うために医師の時間がとられるという悪循環に陥っていた」。
・・・法に基づく権利を知っているザンビアの女性でさえ、非合法の開業医に頼るということには、少々驚かされます。
逆に、中絶が原則的には非合法でありながら、実際にはかなり自由に行われている国々もあるのです。
こういった「形骸化した」法律のある国は、ブラジル、エジプト、インドネシア、メキシコ、ナイジェリア、タイなどです。