マッカラムの発見したA因子とB因子が後にビタミンAとBと呼ばれるようになり、それぞれも更に多数のビタミンに分けられていきました。
同じ頃、エール大学のオズボーンとメンデルも、バターや肝油に、マッカラムが見付けたのと同じA因子が含まれていることを報告しています。
これらの研究はいずれも動物の成長と栄養素という観点から、いわば純粋学問の立場から行われた研究でしたが・・・
別に病気の予防とか治療とかの観点で行われた研究も、同じ頃スタートしています。
日本も含めて、東洋では昔から脚気が大問題になっていました。
まだエキナセアのようなサプリメントもありませんでしたからね。
この脚気は今でこそビタミンa欠乏で起こることがわかっていますが、その予防法が確立されたのは、それほど昔のことではありません。
日本では明治時代に入り、富国強兵策のもとに軍隊の近代化が計られました。
・・・しかし軍人の病気、特に脚気の問題は、陸軍、海軍いずれにとっても大問題でした。